お醤油と一瞬の苛立ちに身を任せてしまったという話
どもども @georgek5555 です。
体調がどうも優れないようで、肉を身体が受け付かない感じだったのですが、何か食しておこうと思い、近くにあった回転寿司に入ったのです。
食べ始めて3皿目ぐらいでしょうか?
あたくしの大好きな「鉄火巻」が運ばれてきたので、それをたっぷりのお醤油とともに「食べようね。うん、食べようね」ってしている時だったのですが、隣の席のお客さんが帰ったので後片付けをしていた店員さんが、その積み重ねたお皿を豪快に倒してしまったんですよね。
そう、言うならば「どんがらがっしゃん」
んで、そのうぎゃーーー!!って感じの声とともに、僕の顔に何かしらが飛沫してきまして。
そうです。お醤油です。
前のお客さんが無駄にお皿に残した大量のお醤油が、そのクラッシュとともに僕の顔に飛んできたんですよね。
いや、今考えても、普通に倒したくらいでお醤油がそんな豪快に飛んでくるはずがないんですが、多分焦った店員さんがお皿をつかもうと思って、さらにお皿をぶっ飛ばした結果、僕の顔とか服に醤油が飛ぶ自体になったんですよね。
飛んできた瞬間一体何が起きたかわかんなかったんですが、隣で店員さんがお皿を片付けている姿とともに、僕の目に映ったのは珍しく着ていた白いTシャツに浮かび上がる幾千の星たち。
あれ、腕にもついてるし、顔にも飛び散ってるぞって。
でね、その真隣にいる店員さんは「失礼しましたー」って言いながら、一生懸命お皿片付けているんですよね。
あれ…隣に僕がいるのに、向かいのホームや路地裏の窓にいるわけじゃないんですが、全く僕が醤油まみれなのに気づいてないんですよね。
あは…あははは!!!
「いや、これ醤油ついてるよ」って言った瞬間に、店員さんがやってきてさっきまで吹いていたおしぼりとかを一瞬押し付けそうになりながら、焦りだしたわけですよ。
いやいや、この後仕事なんだけど、どうしたらいいの?って思っていると、さらに違う店員さんがテーブル拭く用のカラフルなダスターを出してきて「あれ?これなに?おこった方がいいのかな?」って思っていたら、どんどんおしぼりもってくるわけです。
「いや、白いTシャツにオリオン座浮かび上がっているよね?いや、アンドロメダ星雲かな?」って感じのことを言ったり言ってなかったりすると、しばらくして男性店員がやってきて謝りだしたわけです。
もう…キレちゃってましたね。すでに。
しばらくして、シミ抜き液みたいのもってきて「すぐシミとれるんで大丈夫です」とか言い出すんですよね。いや、大丈夫じゃないよねって。
んで、「脱いでください」って言うんですよね。僕、プレイでも無いのに人前でそんなに簡単に脱ぐのいやなんですよね。Sっぽい女の子が「ねえ、ここで脱いでみていよwww」って言われたら、そりゃもう興奮しながら脱ぎますけど…いや、ここじゃおっ立てないよ!って。
んで「どこで脱ぐのよ?」って言ったら「事務所の方へ」って言われて、向かった先が事務所じゃなくてトイレね。
とりあえず、もうね、怒りがみなぎっちゃってて。
染み抜きしているのなんて待てないし、醤油まみれになったTシャツとかもういいよ!って思って「それいらないから、捨てといて。お会計」って言ってレジに向かったのよ。
そしたらさっきの食べかけのお寿司の代金も普通に請求してきたんですよね。
いや、まあいいんだけどさって。
んで、ここでようやく店長登場。
「いや、お代は…」って言うから
「いや、いいから早くお釣り頂戴」って言ってお釣りもらったりした感じで退店。
はあああああああああああああ
って思って、富士そばで蕎麦を食べてきたんですけど。
今考えたら、そこでグッと我慢してたら、割引券的なものとかもらえたかもしれないじゃないですか?短気は損気とはよく言ったもので。
いらねーよ!!割引券!!!!!
とりま、苛立ちに身を任せるのはよくない。
追記。
後で気づいたんだけど、頭に醤油まみれの米粒付いてた。
— 黒宮丈治 (@georgek5555) 2015, 6月 8