とりま風呂

とりあえずまあ、はてブロでも。略して『とりま風呂』 by 常時系

誰かを悪者にしてしまえば気が済むという話

どもども @georgek5555 です。

梅雨ですね。低気圧が近づくと頭痛がしてきて仕事になりません。いい原稿も書けないものです。

誰かと共同で仕事をしていると、何か問題に直面した時に、おこりがちなのが内輪揉め。
会社という組織だけじゃなくて、発注者・受注者という関係や、2人という最小単位の人数構成でも、必ず何か問題が起きると誰かのせいにしたくなるものです。
うまくいっている時に、こうした「誰々がこれをしなければ」なんて話は、割りと笑い話にされやすくて、言われている本人も良い気持ちにならない人もいるとはいえ、わりとうまくいっていれば、そこまで気にせずにいられるものです。

ところが、突然何か小さな問題でも起き始めると、こうした小さな悪しき目が開花してしまい「◯◯のせいでこうなった」とか「◯◯がこうしていることがいけないんだ」みたいな、誰かを悪者にしてしまうのはありがちです。

負の要因は、可能な限り早期に見つけ出して、改善なりをするべきではあるので、そうした反省というのは然るべき思考なのでしょうが、これが良くないのが、問題が起きてはじめてこうしたことを言い出すことだと思っています。

実際は、早い段階で軌道修正なりを行っていれば良かったものを、そうしてこなかったせいで結局は問題が引き起こってしまったのに、それを「◯◯のせいだ」と言い放ってしまうのは、なんというか少々難儀だなーと。
危機管理能力というのは、矢が心臓に刺さってダラダラ血が出てから行うものではなく、矢が飛んできた場合死ぬから鎧を着ようとか、そういうことだとは思うんですよね。
それを矢が飛んでくる方向に向かっているにも関わらず、鎧を着てなくていいと言った管理者のほうがむしろ問題じゃないかなと。

ただ、こうして誰が悪いとか言い出すと、結局そこにとどまってみんなで朝までくだをまくぐらいしか出来ないので、そんなことよりもどうやったら上手くいくかを考えているほうが楽しいなとは思うのです。

そして、誰かを悪者にしてしまっていることにふと気づいたら、それは自分自身の成長を止めている可能性があることにも気づいたほうがいいでしょう。
ほら、言うならば低気圧が原因で仕事がはかどらないとか言っている誰かさんのように。

とりま、頭痛い。