とりま風呂

とりあえずまあ、はてブロでも。略して『とりま風呂』 by 常時系

身近な人が何を言っていても気にしない強さという話

どもども @georgek5555 です。

本当に秋めいてきましたね。半袖でいるのも少し寒いくらいです。女子の服は露出が減りますが、可愛さが二重三重になっていいですね。

僕は決して強い人間ではないので、誰かが誰かの悪口を言っていると、ついつい「そうなのかー」と思うことがあります。
自分が直接受けた被害でないからこそ、身近な人が誰かの悪口を言っていると、それが本当のことのように聞こえてきて、その人のことを嫌いになってしまうなんてこと、ありますよね。

僕も色々と悪口を言ってしまうことだってあります。悪口なんて言わない方がいいに決まってますし、陰口なんてもっと言わないにこしたことはありません。
色々な環境に身を置いてきて生きていると、他人の陰口や悪口を言って自分の正当性を保とうとする人が結構いるもので、非常に身近な人たちがそういう人たちばかりだと、ついつい影響を受けてそうなっちゃってた時代もありました。
いや、多分、今もそういう環境にいてしまうと、自分自身そうなってしまうんじゃないかという不安は常につきまとっています。
ただ「あーこの人達のそばにいると、自分までそうなっちゃうんだな…」とどこかで気づいて距離を保つようになれることが、昔よりは出来るようになったので、そういった意味では随分と危険を回避できるようになりました。

僕の周りには幸いにも、全く陰口を言わない人も居てくれてまして、そういう人と触れ合っていると、なんか自分が陰口言っているのがどんだけアホくさく、馬鹿らしいことなんだと思うようになれました。

僕がすごく強いなーと思う人たちは、たとえ非常に身近で仲が良い人が誰かのことを悪く言っていたとしても「そうなんだ」とだけ相槌を打ち、だからといって自分自身で判断すると決めている人達です。
それっと非常に当たり前のことのようなんですが、例えばそれが自分にとって尊敬できる師匠であったり先輩であったり上司であったりが、誰かのことを悪く言っていると「この人が言うから間違いないんだ」みたいな感覚に陥ることがあります。

大好きな有名人がこんなこと言っているんだから、俺はそれを支持する…みたいな感じでしょうか。
この人「◯◯法案絶対反対!」って叫んでいたら、その人が言うんだからそうなんだって思う人は決して少なくないし、もっといえば最初は志が同じ人たちで集まっていたとしても、人それぞれ何かの事象に対してぶつかると意見が違うのなんて当たり前のことなんですが、ついつい集団でいるとそのリーダーの意見が絶対なんだと、自分で考える隙なんてないくらいに、そのまんまが自分の意見に変わることもあります。
宗教とか、ブラック企業とか、何かしらの学生団体とか、そういうところありますよね。

んで、元の話に戻るのですが、そんな大所帯の話じゃなくても、非常に親しい人が誰かのことを「この人、こんなふうで、こんなんで、最悪なの」とか「◯◯さん騙されているよ。あの人本当はすごく悪い人なの」なんて感じで話をされると「そうなのか…なんだ知らなかったな…」みたいな感じになってしまう。

そうなってしまう人が悪いわけじゃない。人間親しい人間が言った意見を鵜呑みにしたり、そのまんま正面から受け止めるのは、仕方のないことなんだと思うんです。
けれど、そうじゃなくて、「自分が思うように付き合うし、何か迷惑がかかるようなことがあれば離れるし、そもそも他人から言われたことで悪意を持ってしまうなんてくだらない」と思っている人がとても強くて素晴らしいというだけ。

僕もそういう風になれたらいいなと思いつつも、やっぱり弱いから、ついつい誰かが言っていることに影響を受けてしまうことも多いし、ましてやそれが大好きな女の子とかだったら、無条件で「そうだ!あいつは悪人だ!よしキスしよう!」ってなるんです。

でも、たとえキスが出来ないとしても、それを受け入れる強さってかっこいいし、人生を心地よく生きていくコツのひとつなのかなって思います。

とりま、キスしよう。