とりま風呂

とりあえずまあ、はてブロでも。略して『とりま風呂』 by 常時系

ブロガーと嫌アフィがなぜに分かり合えないのかという話

どもども @georgek5555 です。

今日は東京のどこかでブロガーさんたちが、一箇所に集まって羽毛布団とかを売りつけられるセミナーのようなものが開かれるそうですね。認識が違っていたらすいません。

さて、かつてこのブログでも、アフィリエイトが嫌いな「嫌アフィ」の人のことや、商品紹介するブロガーさんがうんちゃらかんちゃらみたいなことを書いたことがありましたが、ものすごく以前からなぜブロガーと嫌アフィの人が分かり合えないのかというのは、オフラインではちょこちょこ語っていました。
いや、むしろこのブログでも何度となく言ってきたような気もするので、繰り返しになるかもですね。

僕は元々嫌アフィの人間だったからなんとなく解るというのもあるのですが、ブロガーさんたちと会話をしていて、嫌アフィの人たちがブログにアフィリエイトを貼っているのに拒否反応を示すことに対して「ただ、言いたいだけだろ」「毛嫌いしがやって」みたいな感じで言うことがあるのですが、冷静に両方の言い分を聞き取ってみると、双方の言い分がそれなりに解るというか、そもそもブロガーさんは自分たちが指摘されているポイントに気づいてないというのがあるんですよね。

その2つの間の埋まらない一番の溝的なものが、ブロガーさんがよくいう「同じ紹介するならアフィ貼って何が悪いの?」にあるんです。

例えば「C」という製品があるとします。これがモバイルバッテリーだとしますよね。ブロガーさんからすれば、この商品を実際に使ってみて良かったから紹介記事を書こうとします。それがAmazonで売っている場合は、当然Amazonリンクを貼りますよね。
ブロガーさん側からしてみれば、同じ紹介するならAmazonリンク貼ろうが貼らないだろうが変わらないんだから、貼っても何も悪くないし、そもそもどこで買えるか教える方が読む人にも優しいじゃんっていう思考なわけです。

ところが、ブロガーさんは本気でそう思っているところもあるのですが、冷静に外からみるとちょっとこれが違ったりすることがあるんですよね。

これは、たまにブロガーさんと話していて気づいた点でもあるのですが、例えばとある新製品「X」が出たとします。このXがモバイルバッテリーだとしますよね。この「X」がAmazon楽天などでは取り扱いがなく、都内でしか展開してないダーヤマ電機というお店でしか売ってないとします。当然アフィリエイトなんてないわけですよね。
そうすると、これ全然って言っていいほどブロガーさん紹介しないんですよね。いや、もちろん全員じゃないですよ。でも、オフの話で「X」の話を仮にブロガーさんにすると「わー!すごくいいじゃないですか。でもAmazonで売ってないのかー。CみたいにAmazonで売ればいいのに」なんて感じの発言が出たりします。
この発言は、ブロガーさんからすれば「特定の地域でしか変えない、しかもネットで変えない商品を紹介したら、読者は買えなくて不便」だというところがあったりするんですね。
でも、嫌アフィからすれば「ほら!アフィリエイトない商品紹介しないじゃん!食べ物とかは紹介するのに、ガジェットとかはアフィあるかないかで判断してんじゃん!」ってなるわけです。
何もガジェットだけじゃないのですが、決してブロガーさんもアフィリエイトが無いものを紹介しないわけじゃないんですが、いざ「C」と「X」を並べた時に、両方とも同等にいいものだとしても、「C」だけを紹介して「X」には一切言及しないなんて人は珍しくないわけです。
なぜなら「どうせならアフィリエイトでちゃりんちゃりんしたいから」というところにいきつくわけで。

しかも、世の中のブロガーさんのブログを見てみたら「今月のPVはこれくらい」「今月の収益はこれくらい」「PV集めるにはこうしたら」「アフィリエイトで稼ぐための配置は」なんて記事が溢れているわけですよね。
読者からすると「俺らは1PVとしか見られてないんだな」とか「結局アフィアフィってうるせーよ」とかって思う人もいるわけです。

いや、そんなのウェブメディアだったら当然でしょうって声も聞こえそうですが、多くの「メディア」というところは、PVこそはそれこそある程度のラインでは発表したりしますが、「アフィ」というものに関しては、あまりそこまでおおっぴらに発表してないのです。

でも、ブロガーさんは正直に話してくれるから、なんか逆に好感がもてますーっていう方もいるでしょうが、嫌アフィ勢からしたら、そういうひとつひとつの積み重ねが「ブロガー=アフィ厨」だという認識になっているところもあるんでしょうね。

しかし、実際に最近のいろんなブロガーを目指す人を見ても、その多くが「金が欲しい」だったりするので、それ全然間違ってないんだろうなって。

「どうせならお小遣いも」じゃなくて「金かせぐためにブログやるわ」っていう人のほうがすごく目立つようになってきたので、そりゃそうなるわなって話ですね。
なので、いつまでたっても分かり合えなくて仕方ないのかな。別にわかりあう必要もないでしょう。羽毛布団を無理矢理売りつけられるわけでもないし。

とりま、どうせなら羽毛布団であの子といちゃいちゃしたい。