恋愛はFacebookのカラーテストだという話
ども@georgek5555です。
コーヒーって黒いですよね。でも、赤いとも言えませんか?そうでもないですか。
さて、Facebookをやっている人なら、時折みかけるカラーテストのシェア。
どっちの赤が薄いとか、どっちの青が濃いとか、微妙な色の違いを答える簡単なクイズで、結果が「あなたはわずか3%しかいない、奇跡の目の持ち主です」みたいなやつありますよね。
あれって、みんな「本当に3%の1人なの?」と思いながらも、なんとなく選ばれし人間のような気がして、嬉しくついついシェアしていたりします。
しかしながら、実際に同じ問題を解いた人のシェアをみると、一様にして「あなたは3%」になっていることって結構ありますよね。
むしろ「あなたは80%くらいのどうでもいい人です」みたいなのは見かけない。
もちろんシェアした人も、同じように「みんな同じかな?」と思いながらも、それでもなんとなく「俺も3%だった」となんて、喜びを分かちあったりしています。
全てのクイズ問題がそうだとはいいませんが、答え合わせをしてくれないタイプのやつは、おそらくほとんどどんな風に回答しても「3%」とかになるんだろうと思います。
そんなことして意味があるのかって言われると、サイト運営者側からするとすごく意味がありまして、理由としては以下のような感じでしょうか。
1.喜んでシェアすることでアクセスアップ 2.ページ推移させるタイプは総PVもあがりやすい 3.PVがあがることでドメインも強くなる 4.簡易な問題で安心させておいて、そのあと個人情報抜くタイプの問題をさせる 5.一部はアプリ認証させることで、後ほど乗っ取りさせていただく
他にも色々あるでしょうけど、あの手のやつはだいたいこんなところでしょう。
乗っ取りや個人情報は置いておくとして、ほとんどの人はPVがあがろうがどうでもいいので、ちょっとした時間の好きなに空いた小腹を解消させられればいいので、深く考えないでしょう。
深く考えないけど、選ばれしものだということに非常に満足する。
しかし、たまにこうしたサイトが「詐欺サイトだ!気をつけろ!3%は全員だぞ!」というのが出まわると、本当はわかっていたくせに「騙された!許せない!」なんて怒り出したりします。
なんかこれってちょっと恋愛に似ているなと思ったんですよね。
恋愛って「あなたは私にとって世界にたった1つだけの花」と、他に代わりのいないオンリーワンだと、お互いそう思って交際がはじまったりするわけですが、実は相手に浮気相手がいるとオンリーワンじゃないことに気づいて怒ってしまう。
もちろん、ゲスな浮気を肯定するわけじゃないのですが、浮気症の男で、他にも女がいそうだなと思っていたとしても「君は選ばれしものなんだよ」と言われると、なんとなくそうじゃないと思っていても、信じたくなるものなんだなと。
みんな選ばれしものになりたくて、でもなれなくて、なれるかもしれないと思ったら嬉しくて、ついそこに身を預けてしまう。
一途なタイプの人よりも、浮気症のタイプのほうが平気で「あなたはオンリーワン」って言っちゃうし、そういう人の方が、さらに多くの人を引き寄せる。
ふと気がつけば、騙されているかもしれない。でも、その喜びに心躍ってしまったことを信じていたい。
自分では、相手の色を見極めたつもりでも、本当にその答えがあっていたかなんてよりも、ただ「あなたは特別な人」という結果を求めて、僕らは日々、王子様やシンデレラを探しているんだなって。
とりま、私以外私じゃないの。
コーヒーって黒いですよね。でも、赤いとも言えませんか?そうでもないですか。
さて、Facebookをやっている人なら、時折みかけるカラーテストのシェア。
どっちの赤が薄いとか、どっちの青が濃いとか、微妙な色の違いを答える簡単なクイズで、結果が「あなたはわずか3%しかいない、奇跡の目の持ち主です」みたいなやつありますよね。
あれって、みんな「本当に3%の1人なの?」と思いながらも、なんとなく選ばれし人間のような気がして、嬉しくついついシェアしていたりします。
しかしながら、実際に同じ問題を解いた人のシェアをみると、一様にして「あなたは3%」になっていることって結構ありますよね。
むしろ「あなたは80%くらいのどうでもいい人です」みたいなのは見かけない。
もちろんシェアした人も、同じように「みんな同じかな?」と思いながらも、それでもなんとなく「俺も3%だった」となんて、喜びを分かちあったりしています。
全てのクイズ問題がそうだとはいいませんが、答え合わせをしてくれないタイプのやつは、おそらくほとんどどんな風に回答しても「3%」とかになるんだろうと思います。
そんなことして意味があるのかって言われると、サイト運営者側からするとすごく意味がありまして、理由としては以下のような感じでしょうか。
1.喜んでシェアすることでアクセスアップ 2.ページ推移させるタイプは総PVもあがりやすい 3.PVがあがることでドメインも強くなる 4.簡易な問題で安心させておいて、そのあと個人情報抜くタイプの問題をさせる 5.一部はアプリ認証させることで、後ほど乗っ取りさせていただく
他にも色々あるでしょうけど、あの手のやつはだいたいこんなところでしょう。
乗っ取りや個人情報は置いておくとして、ほとんどの人はPVがあがろうがどうでもいいので、ちょっとした時間の好きなに空いた小腹を解消させられればいいので、深く考えないでしょう。
深く考えないけど、選ばれしものだということに非常に満足する。
しかし、たまにこうしたサイトが「詐欺サイトだ!気をつけろ!3%は全員だぞ!」というのが出まわると、本当はわかっていたくせに「騙された!許せない!」なんて怒り出したりします。
なんかこれってちょっと恋愛に似ているなと思ったんですよね。
恋愛って「あなたは私にとって世界にたった1つだけの花」と、他に代わりのいないオンリーワンだと、お互いそう思って交際がはじまったりするわけですが、実は相手に浮気相手がいるとオンリーワンじゃないことに気づいて怒ってしまう。
もちろん、ゲスな浮気を肯定するわけじゃないのですが、浮気症の男で、他にも女がいそうだなと思っていたとしても「君は選ばれしものなんだよ」と言われると、なんとなくそうじゃないと思っていても、信じたくなるものなんだなと。
みんな選ばれしものになりたくて、でもなれなくて、なれるかもしれないと思ったら嬉しくて、ついそこに身を預けてしまう。
一途なタイプの人よりも、浮気症のタイプのほうが平気で「あなたはオンリーワン」って言っちゃうし、そういう人の方が、さらに多くの人を引き寄せる。
ふと気がつけば、騙されているかもしれない。でも、その喜びに心躍ってしまったことを信じていたい。
自分では、相手の色を見極めたつもりでも、本当にその答えがあっていたかなんてよりも、ただ「あなたは特別な人」という結果を求めて、僕らは日々、王子様やシンデレラを探しているんだなって。
とりま、私以外私じゃないの。