とりま風呂

とりあえずまあ、はてブロでも。略して『とりま風呂』 by 常時系

◯◯をやろうと思うと言っているのはだいたい駄目だという話

ども @georgek5555 です。

正月ムードが終わったと思ったら成人式ムードですね。最近は今年成人式ですという友人が減ってきたのは、なんというか歳のせいなのでしょうか。口語体で書いているとついつち「そうなんでしょうか」って打ちそうになるのは、そろそろ矯正したいところです。

さて、何か新しいことをやろうと思った時に「今年は◯◯をやろうと思っている」と宣言する人よく見かけますよね。友人に対してというのもありますし、ブログなんかやっている人などは文章にしたりして公開していたりします。

僕も実際過去にそういうのを幾度と繰り返してきたのですが、これを宣言する理由って言っちゃってやらないといけない状況を生み出そうというパターンと、言霊じゃないですが言えば実現するという両方の意味合いで、こういう宣言をよくしたりします。

僕の場合だと最近では「3年後にはモノカキとしてやっていきたい」と言っていて、そのままモノカキとして今は仕事をしているなんてことがあったりするので、決してこういった宣言は駄目じゃないのですが、とはいえ大体やりもしないうちから「◯◯をやろうと思う」みたいな宣言だけが先走りしている時ってほとんどがうまくいかないような気が最近しています。

自分の中で宣言しちゃうのはいいんですが、他人に対して「◯◯をやろうと思っているんです」と話している時に、それがその人にとって何か革新的なアイデアというか、実際は別にそこまで革新的なアイデアじゃないにしても、その人にとっては「これって斬新じゃない?」とか「これって私向きじゃないです?」なんて内容の時、ほとんどがそのアイデアを言いたいだけで、実際ちょろっとやってすぐ終わっちゃうのが非常に多い気がします。

よく言いますが、自分が思いついたアイデアなんて、とっくに他人がいっぱい浮かんでいるから、アイデアに価値なんてないってやつ。僕もそう思っていて、実際問題アイデアなんて無価値で、実行できるかどうかだけだと思うんですよね。なので、実行して初めて価値がでるし、実行した人がやっぱりすごいわけです。

んで、アイデアを出したはいいし、やる気もあるんだろうけど、結局継続しなくてやめちゃうタイプの人って、宣言が先行しているパターンが多いなーと思ったんですね。上手く言っている人って、どっちかというと、宣言するよりも先に行動に移してて、いわゆるβ稼働を先にやって、ちょっと経ってから「実は最近こういうのをやりはじめまして…」なんて感じの方が多いんです。

宣言もせずにβ稼働するって、なんか失敗しても恥かかないように保険うってる感じるがするっていう人もいるでしょうけど、なんにせよアイデアだけ宣言して実際たいしてやりもしない人よりも、恥ずかしいからこっそりやりますって人のほうが数倍先を行っている気がするんですよね。
一番いいのは宣言もするし、やったらちゃんと継続できる人なのかもしれませんが、いずれにせよ、毎回宣言はするけど続かない人って、僕も含めてになりますが、とにかく宣言する暇があったらやり続けることだけを意識したほうが良いよねって感じです。

ブログだったりすれば、新しくブログを立ち上げた一発目の記事に時間がかかっちゃう人とか、ガワばっかり整えることに意識がいってコンテンツが全然作成されない人とか、変にコンセプトをガチガチにしすぎて全く筆が進まないとか、逆になんでもアリにしすぎたせいで既存でやっていたこととすみ分けができずにわけわかんなくなっちゃうとか。
それだったら、元々やっていることを淡々と続けていくほうが良い気がしますし、新しいことをやりたいんだったら宣言とかなんだかんだとかの前にとにかくコンテンツ?というか、続けることを意識して、周りが「あれ?最近なんか新しいことやっているよね」って勝手に言ってもらえるようになるほうが正解な気がします。

会社だったりすると、そういうのって外向けに発表したりしますが、きっとそういうのの影響なんだろうなと思い、いつも自分もそうやって宣言したはいいけど、全然進んでないなーっていうのばかりで、なんにも言わずに黙々とやっている方がきっとうまくいくんだろうと思ったしだいです。

なんだかんだでずっと続けられていることのひとつが、このお風呂を沸かすことだったりするのをみても、なんだかんだ色々考えて、派手に発表するくらいなら、とりあえず前に進んでみるのがよいんでしょうね。

とりま、途中仕事の連絡が入ったのでつぎはぎ感。