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とりま風呂

とりあえずまあ、はてブロでも。略して『とりま風呂』 by 常時系

自分には関係ないと思うことのもったいなさという話 in スマニューCCM3

ども @georgek5555 です。
数日前ですが、ニュースキュレーションアプリのスマニューが定期的に開催しているイベント「SmartNews Contents Creators Meetup」のvol.3に参加してきました。

今回のテーマはずばり「編集」だったのですが、vol.1、vol.2に比べるとテーマがテーマだけになのか、ずいぶんとブロガーと呼ばれる人よりも編集者や、故人個人よりもメディア運営者のほうが多かった印象でした。
いや、実際はどうなのかは分からないのですが、実際に顔を見たことがある著名なブロガーさんはあまり見かけず、編集サイドやライター業の人ばかり見かけた感じでした。

たまたまタイミングが合わなかったというのもあるのでしょうが、もしかしたら編集というテーマだけに、ブロガーにとってはあまり関係ないと考えた人が多かったのではないか?と勝手な推測をした感じです。

編集というところに触れる機会は、主にライター業をされている方か、メディアを運営する側にいる方ではないと、特に日本では直接関わることがないと思っている人が多いです。そう考えると、今回のテーマが編集だったので、興味がわかなかった可能性は拭い切れないところ。

ところが、これすごくもったいないなと思っていまして、ブロガーと呼ばれるタイプの人こそ、編集の話が聴ける今回のイベントはすごく貴重だし、参加したほうが良かったんじゃないかということ。

普段、1人でブログを書いていると、編集や校閲を通さずにそのまま投稿を公開します。人の手が加わらないからこそのよさというのはもちろんあって、例えばこのブログも、誰の手も通らないどころか、自分も見直さないという粗粗な文章だからこその勢いみたいなのがあって、僕のブログは読みづらさももちろんあるのですが、書きなぐりだからこそ出せる味わいもあります。

ところが、スマニューに掲載されてアクセスを稼ぎたいと考えるブロガーさんであれば、編集をするという作業は、むしろとても大事なんじゃないかなと思っています。

例えば、日本では多分非常に少ないんでしょうが、海外のブロガーの間では、個人のブログでも編集を雇っている人は以外にもそこまで少ないわけではありません。
なんかすげー有名なブロガーがインタビューに答えてたやつ、どこかにあったはずだけどなーと探したんですが、ちょっとわからなかったので、SEO Japanのこの記事を参照に。 

www.seojapan.com


 2014年版ではありますが、大見出しの2番のところにブログに編集がいるかどうかの記述があります。
ここでの解説では、企業ブログなどがほとんどであろうといった感じで書かれていますが、著名なブロガーは編集を雇うことを率先してやっているという話がありました。どこに記事があるんだろ…だれか教えてください。

そこで書かれていたのは、なぜ雇うかという問に、彼らは書くことに集中したいからだという話が書かれていました。
例えば、どこを太字にするのかや、引用する際のリンクタグ、見た目を整えるためのhtmlをいじったり、過去記事を探しだしてきて関連を貼りつけたり、写真の大きさを整えたり、校閲をして文章に間違いがないかを確認したりといった、そういった本来の書くこと以外の作業というのは、優秀なブロガーであればあるほど、誰かに任せてしまったほうがよい作業であったりします。

もちろん、それを自分でやることが大事だと考えるのもひとつなのですが、読者により正確で見た目が整った文章を迅速に届けるためには、編集を雇うのも手段のひとつだということ。

ただ、ここで断っておきたいのは、今回のスマニューのイベントが編集を雇いましょうという話ではなかったということ。
話的には、編集者というのは普段どういった頭で、クリエイターと接し、どういった思いで、エンドユーザーに届けようと考えているかという話でした。

また、テレビやラジオの編集者にいたっては、構成作家と共同で作業もすることが多いため、ネタ探しのプロセスみたいなのも、披露されていました。
こうした「編集が何を考え、何を大事にしているのか」といった話は、もし自分自身が編集者を雇わない選択をするのであればあるほど、大事な話だったんじゃないかなと思ったわけです。

編集を雇う人であれば、自由気ままにやって、編集がそこをうまく世間とすり合わせる作業をしてくれた方が、よりよいコンテンツが生み出されることは多いと思います。事実、この日の話でも、編集を入れたものと、入れてないものの比率は平均的に7:3で、オリジナルの文章をできるだけ残したいと考えていました。
編集の手が入れば入るほど、個人ブログの良さはどんどん失われていきます。個性を活かすと考えた場合、これはむしろ逆行していて、よくないでしょう。ただし、編集方針みたいなのをしっかり構築していれば、この個性が消えるという不安は実際にある程度解消されます。
んで、話を少し戻すと、編集を雇うのであれば、とにかく自分自身は好き放題(といっても限界があるでしょうが)やって、編集者にチェックをしてもらえばよいのですが、自分で全てをやる場合は、編集者視点も持ちあわせていないといけないため、たまにスムーズに動いていた手が止まってしまったり、余計な編集作業のために本来もっと書きたいことがあるのに時間が取られてしまうというもったいないことが起きたりするわけです。

編集を雇うまではなくても、家族や恋人、友人に校閲をしてもらった上で、公開をするというブロガーは海外では割りと多いようです。それは、ある程度数字を叩き出せるようになったブログでは、記事を公開するということがどういった意味なのかを理解しているからでしょう。

今回のスマニューのCCMでは、決してブロガーが編集を雇えばいいですよなんて話はこれっぽっちもなかったのですが、あえてCCMでこうしたテーマでやったのは、もしかしたら裏側にこうした海外の実情があったからではないだろうかと考えてみたりもしました。

ここまでだらだらと書いてきましたが、編集と聴いただけで自分には関係無いと考えて、そもそも見向きもしなかったとしたら、それは単に視野が狭いことを自分自身で認めているようなもので、非常に勿体無いなと思ったということを言いたかっただけです。

とりま、冬がはじまるよ。